
“
パック”とは
フランス語で
イースター(
復活祭)のこと。日本で桜が春にひらめく頃、
フランスではこの“
パック”が長い冬の終わりを人々に告げます。
そんな“
パック”の食卓に並ぶのが
仔羊料理。もともとはキリスト教の教えに習って、この時期に欠かさず家庭で食されるようになったもの。
今年の
復活祭の食卓にはもも肉を骨付きで豪快にロースト!タイムとニンニク、バターで香り付けするのがわが家の定番です。オーブンから取り出したばかりのアツアツ大皿をどーんと食卓に並べると、みんなの歓声が聞こえてきそうな一品です!

一昨日お届けした鮮やかな手描きのモチーフで知られる
カンペールの伝統工芸品“
ファイアンスリー”。今日は1800年代に制作されたものを紹介します!

釉薬で描かれたモチーフが少しにじんだように見える。ブルーも最近の物より深い色合いです。こちらは伝統衣装を身にまとった男性。

こちらは同じく女性。レースの帽子“
コワフ”も描かれています。

こちらはブルジョワ階級が饗宴を催した際に、メニューを記してテーブルに沿えた物。左上には
カンペールの紋章も描かれています。

さて、ほかの品物とよく比べてみてください!こちらは実は
カンペールのフ
ァイアンスリーに似せて作られたものだそうです。もちろん時代もずっと後のものですから、釉薬の色合いも透明感も違います!時代の変遷を感じながらじっくり観察するのも
アンティークの醍醐味かもしれません。

フライドポテトを、どこぞの国では“フレンチポテト”と呼ぶように、
フランスでは
ジャガイモは
家庭料理の避けて通れない存在です。
中でもこの
ポテトグラタンの一種“
グラタン・ドーフィノワ”は主菜のつけ合わせとして愛されている一品。表面には
グリュイエールチーズをたっぷりとかければ、オーブンで焼く準備は万全!

こんがりと焼き上がった“
グラタン・ドーフィノワ”。薄切りにした
ジャガイモをたっぷりと敷き詰め、牛乳、塩・コショウ、
ナツメグで味を調えた後、チーズをまぶします。牛乳の風味を吸い込んだ
ジャガイモのホクホク感とこんがりと焼き色の付いたチーズの香ばしさがたまりません!
ロースハムやオーブン焼きした肉料理を沿えて。